ンゴロンゴロ保全地域
ンゴロンゴロはクレーターだが隕石がぶつかってできた窪地ではなく火山の噴火により形成されたカルデラだそうだ。2400mにもなる外環の山に囲まれ、自身も標高1800mほどあるらしい。窪地内は広大で、そこでは多くの動物が闊歩している。クレーター内には湖もあり、そこではフラミンゴやペリカンなども確認できる。ンゴロンゴロで確認できる動物はセレンゲティなどのサバンナと変わらないらしいが、セレンゲティでは見ることのできなかったサーバルキャット(遠すぎて撮影失敗)やクロサイ(遠すぎて撮影失敗)を見ることができた (レンズを通して米粒ほどのサイズ)。また、夜中のテントで私を十分怖がらせてくれたハイエナはかなり近くで見ることができた。あの晩のあいつは決して許さないが、とても綺麗な生き物だった。
だが、ここの最大の魅力は、標高の高い外環から見るクレーターの姿だ。ンゴロンゴロ入り口にある外環からはクレーターを眼下に見下ろすことのできる場所が点在していて、そこから見るクレーターの大きさはすさまじい。飛んだらさぞ気持ち良いだろうと思う。