日本で3番目に登録された最北端にあるラムサール湿地で、コハクチョウの渡り中継地。この地名の由来は他の北海道の土地の例に違わずアイヌ語であり、その意味は「沼の水が流れ出る口」とのこと。同じ名前の由来をもつ別の湖で「屈斜路湖」があるが別の湖。真冬には湖が全面凍結するため渡ってきた鳥はさらに南下していくが、一部水が湧き出ていて水が凍結しない場所があり、そこで越冬を決め込む鳥もいる。見頃は凍結が解除される4月ごろ。
観察できる代表的な鳥類
- コハクチョウ
- コブハクチョウ
- オナガガモ など
アクセス
浜頓別バスターミナルから徒歩で15分との記載があるが、基本的には車でくる場所。稚内市街から1.5時間程度。
撮影場所とポイント
真冬凍結期
- 車は4WD, スタッドレス。基本的に路面は凍結していることを想定。
- 湖は凍っているものの中に入ることは禁止されている。白鳥館のテラスに出ると凍っていない場所の近くに出ることができ、そこから撮影できる。三脚可能。
- テラスからだと600mm程度のレンズで届く
- 昼過ぎに給餌を行っている(これが越冬する理由と考えられる)
- ハクチョウは午前に飛来し、暗くなるとねぐらに帰る。ねぐらは河口あたりとのこと。午前の飛来時間は日によってまちまち。お昼くらいにくるとの情報で8:30から待機を決め込もうとしたらもう来ていた。
- パンを買ってハクチョウにあげることができ、訪れた人があげたりそている。そうするとかなり近くまで寄ってくる。
- キタキツネなどが現れることもあるとのこと。