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アイスランド Day8 Returned to Raudinupur Cape, and then Borgarfjörður Eystri

Raudinupur Capeに戻ることにした。もう一度行きたくなったからだ。Raudinupur Capeはおととい訪れた、そして最初にシロカツオドリを見た営巣地だ。シロカツオドリを見たりない気持ちと、場所としてRaudinupur Capeにもう少し時間をかけたいという気持ちが行動を決定した。Raudinupur Capeまでは今の宿泊地から1.5時間。遠くはない。遠くはないという感覚がすでに少しおかしい。東京から1.5時間かければ館山まで行けてしまう。なのに「近いから行くか」とはならない。その違いはなんなのか。そんなことは微塵も考えず出発する。

Raudinupur Capeでは相変わらず不思議な感覚になる。自分たちが生きている世界とは別のレイヤーにあり、生と死が連続している事実を当然のこととして受け入れている。車をとめ、アジサシの威嚇を無視しながら2kmのトレッキングで丘を登る。臭いとともに営巣地が現れる。シロカツオドリと、羊と、草と、空と海があり、シロカツオドリの鳴き声と波の音がだけが聞こえる。しばらくここで写真を撮る。曇っていた空に少しずつ晴れ間が出てきて、海の色が白から青に変わる。

気づくと写真も撮らずぼけっと座っていることに気づく。時間ももう3時間経っていて、光が強くなってきている。そろそろ移動することにする。当初の目的地だったBorgarfjörður Eystriへ向かう。Borgarfjörður EystriはPuffinが見れる有名な場所の1つ。前回行ったところがにしフィヨルドだったのに対し、こちらは東フィヨルド。Raudinupur Capeから3.5時間ほどの場所になる。途中、雲が厚くなりフロントガラスに小さな水滴が付くようになってから、急に視界が真っ白に変わる。また霧の中に入ってしまう。今回は前回よりもさらに濃く、数メートル先くらいしか見えない状況。とにかく車をゆっくりと走らせて、時間をかけて霧を抜ける。抜けた地点からBorgarfjörður Eystriまでは近く、数分で到達する。Borgarfjörður Eystriについては明日のBlogで詳述する。

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