アイスランド Day4 Látrabjarg to Flateyri
朝2:30に起床し外を確認する。外はすでにうっすらと明るい。日没22:30 – 日の出4:30の間も基本的に真っ暗にならないものと考える。昨日の霧が姿を変えて残っていて、霧は地面側に沈み、山は霧が晴れた状態になっている。霧の中撮影ポイントに向かい車を出発させる。現地は高い崖の上に位置するが、残念ながらさらに深い霧に包まれていた。道中霧を抜けた地点に戻り、雲海となってしまった世界を撮影してみる。なるべく地面が映らない傾斜の急な場所を探して2kmほど彷徨う。テンピュールのような低反発の苔の上をワシワシ歩く。
現地に戻り、鳥の撮影を開始する。勤勉なパフィンはこんな気候でも巣から海にダイブして魚を捕まえる。霧はどんどん深くなり、日の光を複雑に取り込んでパフィンの羽毛に反射している。
7:00前に撮影を終わりにし、宿に戻る。ここから今日はFlateyriに移動する。3時間程度の移動時間となる。霧に入ったり出たりしながら半分くらい進んだのちにガソリンスタンドで給油を行い、ついでに泥まみれの車体を水洗いする。Flateyriへの道中では、不思議な場所にまた出会った。地元の観光地といった感じだけど、あまりの水の透明度と白いビーチの組み合わせは、ここがアイスランドであることを忘れさせる。ここにはシギ類が群れているという情報を得たのだが、全く見かけることはなかった。ただ、Flateyriについたあとに気づくのだが、街の家の壁に鳥の絵を描いている人が多く、鳥もシギ類が多かった。シギ類が訪れている痕跡が意外な形で残っていた。